願いは、行動とセットで現実になる
私たちはみんな、何かしらの願いを持っています。
たとえば「もっと楽しい毎日を過ごしたい」「素敵な仕事に就きたい」「夢の場所に旅行したい」などです。
でも、その願いが本当に叶うかどうかは、「願うだけ」で終わるのか、それとも「行動につなげる」かで大きく変わります。
今回は、願いを叶えるために行動することと、願いをただの現実逃避にしてしまうことの違いについて、わかりやすくお話しします。
願いを行動に結びつけるとどうなる?
まず、願いを叶えるには「行動」が必要です。
ただ願うだけでなく、少しでも実現に近づくための思考と行動が欠かせません。
たとえば、「100メートルを10秒で走りたい」という願いを持った人がいたとします。
この人が毎日練習をしたり、走るフォームを研究したり、筋力トレーニングを頑張ったりすれば、少しずつ速くなれます。
このように、自分ができることを考えて行動することで、願いは現実に近づいていきます。
この仕組みは「引き寄せの法則」ともつながっています。
引き寄せの法則では、「自分の思いや行動に合ったものを引き寄せる」とされています。
つまり、「速く走れるようになりたい!」と願って思考行動する人には、それに見合った結果が訪れるのです。
引き寄せの法則は、とても単純なことなんです。
「願う」だけでなく「行動する」。
この2つをしっかりと続けることで、夢に近づいていける。
これが引き寄せの法則の本当の意味なんです。
科学の視点から
実は、これは科学でも証明されているんです
アメリカの心理学者のキャロル・ドゥエック博士は「成長マインドセット(Growth Mindset)」という考え方を提唱しています。
その研究によれば、「行動と思考が結びついている人ほど成功しやすい」という結果が出ています。
つまり、願いを叶えるために行動を重ねる人は、実際に成長していくということです。
願いが現実逃避になってしまうと…
一方で、願いを行動に結びつけずに「ただ夢を見るだけ」で終わると、成長も進展もありません。
願いが、いわゆる現実逃避になるときには、次のような特徴があります。
では、どんなときに願いが現実逃避になってしまうのでしょうか?
4つの特徴を見てみましょう
特徴1:行動が伴わない
「テストでいい点を取りたい」と思っても、勉強をしなければ点数は変わりません。
理想の自分を思い描くだけでは、現実の自分はそのままです。
特徴2:逃げるための願い
「宝くじが当たったら全部解決する」というように、実現が難しい願いに執着して、現実から目を背けることがあります。
これでは、問題を解決するための行動を起こせません。
特徴3:誰かまかせの態度
「いつか誰かが助けてくれるだろう」と思いながら、何もしないのは受け身の姿勢です。
こうした態度では、現実は変わりません。
特徴4:心が成長できない
願いを現実逃避に使っていると、自分が何に向き合うべきかを見つけられなくなります。
本当はやるべきことがあるのに、それをしないでいると、成長が止まってしまいます。
願いを行動につなげよう!
願いを叶えるには、まず行動することが大切です。
たとえば、「目標を小さく分けて少しずつ取り組む」「できたことに感謝する」など、小さなことから始めましょう。
そのためのアファメーションを活用するのもおすすめです。
「私の一歩が、夢を実現する」
と毎日言うだけでも、自信がわいてきますよ!
大きな夢でも、小さな一歩から始まります。
みなさんも、自分の願いを叶えるため、今日からできることを始めてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。