こんにちは。
50代で心機一転! 引き寄せの法則で生きることを決めました。
塩谷邦山(しおたにほうざん)です。
私のブログを訪ねていただいた、あなたに感謝いたします。
ありがとうございます。
私はよく散歩をします。
『ウォーキング』ではありません。
『散歩』です。
とにかくのんびりとぶらぶら歩きます。
普段より少しゆっくりめに歩きます。
絶対に急ぎません。
まず走りません。
目の前の青信号が点滅していても走って渡りません。
のんびりと次の青信号に変わるまで待ちます。
もちろんウォーキングの方が、ただ歩くよりも健康に良いことはわかっています。
有酸素運動といえばウォーキングっていう意識もあります。
健康維持にストレスを感じてませんか?
そもそも私が散歩を始めたきっかけは、以前ストレスがもとで身体をこわしたことが原因です。
内臓疾患や偏頭痛、自律神経の乱れなど重なり、一週間ほど検査入院をしました。
その際に一番問題になったのが血糖値の上昇でした。
いわゆる糖尿病です。
糖尿病は自己免疫疾患などが原因で発症するものと、生活習慣の乱れで発症するものがあります。
私は後者でした。
日本人の糖尿病のほとんどが後者のようです。
糖尿病は生活習慣病というように、過食、運動不足、肥満、ストレス、加齢などにより発症します。
自覚症状がなく、そのままにしていると合併症を引き起こし大変なことになります。
完治することがなく、生活の改善などで一生付き合っていかなくてはいけない大変な病気です。
血糖値の検査基準で、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)というものがあります。
HbA1cとは、食事や運動などの影響を受けない過去1~2ヵ月の血糖の平均値です。
通常HbA1cの正常範囲は『4.6〜6.2%(日本糖尿病学会)』とされています。
その時の私の数値は『14.0%』でした。
その数値だけで、どれだけ私の血糖値が高かったかわかると思います。
間違いなく言えるのは『いつ死んでもおかしくない状態』だったということです。
それで血糖値を改善させる一貫として有酸素運動を始めました。
しかしどういうわけかウォーキングが性に合いません。
日に日にウォーキングをすること自体が苦痛になってきてしまいました。
「そんなんだから糖尿病になるんだ」と言われたら、返す言葉もありません。
でもどうしてもダメなんです!
自分の病気に関してのことですから、これは大問題です!
どうにかしないといけません。
「無理して継続」より、いかにして続けるか。
そこでウォーキングが性に合わないのか理由を考えました。
そして気づきました。
それは私がウォーキングに対して、あまりプラスのイメージを持っていなかったからでした。
あくまでも私感ですが、ウォーキングは競技のイメージがありませんか?
呼吸法とかスピードとか規定があるように思え、なんか窮屈な感じがしていたんです。
呼吸は鼻から吸って口から吐きましょう!
はい、スゥースゥー! ハァーハァー!
大股でテンポよく!
地面にはカカトから着地して!
大きく腕を振って!
しっかり前を見て!
少し早足で!
少し鼓動が速くなるくらいを維持して!
はい、スゥースゥー! ハァーハァー!
それにウォーキングって「スタート!」で始まり「ゴール!」で終わるイメージがありませんか?
服装でもそれ専用があったりと、どうしても競技のイメージがついてしまうんです。
みたいな感じで、どうしてもそれらにストレスを感じてしまうんです。
それに比べて散歩は違います!
「行ってきます」から始まり「ただいま」で終わりです。
着ている服も自由です。
スーツ姿で都会の中を散歩したって良いんです。
すべてが自分次第なんです。
なんか気持ち的に楽じゃないですか!
健康になるためにストレスを感じてしまっては元も子もありません。
それが血糖値を上昇させた原因でもあるわけですから。
ストレスの結果、有酸素運動を止めてしまったなど目も当てられません。
そこでウォーキングを散歩に切り替えてみることにしました。
ウォーキングに比べると運動量は減りますが、その分長く歩けば良いやって感じで歩いてました。
ウォーキングを30分するところを、散歩を1時間する感じです。
そしたらもうこれが楽なんです!
コースなんかありません。
昨日は右に曲がったから、今日は左に曲がろう!
なんかあっちの方向に良いことがありそうだぞ!
みたいな感じで、ワクワクするんです。
その結果、当時14.0%だったHbA1cも、今では正常範囲内を維持しています。
ストレスを感じずに、無理なく続けられたことが良かったのでしょうね。
でも実際に血糖値上昇により糖尿病と診断された方は、必ず医師の診断を仰いでくださいね。
自己判断は危険です。
何かを続けるには、無理してキツイことをしても続かないものです。
スポーツなら「頑張れ、頑張れ!」と根性論を振りかざすことはできるでしょう。
でも私はスポーツマンではありませんし、根性論なんか時代遅れです。
今は令和時代なんです。
昭和のスポ根ドラマは流行りません。
なにかを続けるためには、無理なく楽にワクワク続けられる方法を選びましょう。
もちろんそれは健康維持に関してのことだけじゃないですよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。